既存病院を使いながらの工事計画であったため、 建設可能余地は300床規模の新病院を建設するには少々狭隘にすぎる、という敷地条件でした。そこで、同一の面積でも建物周長を相対的に長く確保できる三角形を、病棟平面のベースとなる形態として採用しました。加えて、病室をアコーディオンのように重ね合せるという手法(4床室と2床室の重ね合せ、個室の重ね合せ)を取り入れることで、究極にまで看護動線が短縮された病棟が実現しています。

免震構造を採用した我が国初の医療施設です。

建築計画上の要点(PDF)

Award

  • 医療福祉建築賞1999/日本医療福祉建築協会
  • 日本免震構造協会作品賞(2001)/日本免震構造協会

受賞歴→

掲載誌

  • 会誌 『全国自治体病院協議会誌』(1999.2)
  • 会誌 『病院建築』 No.122(1999.1)
  • 会誌 『MENSHIN』(1997.5)
  • 書籍 『建築設計資料 72病院』(1999.9)
  • 雑誌 『UNIVERSAL DESIGN』(1999.3)
  • 雑誌 『病院』 Vol.58 No.2(1999.2)
  • 雑誌 『日経ヘルスケア』(1996.1)