「下馬の家」に続く連作で、南隣の狭小地に立つ戸建て住宅である。施主は週末に過ごす本拠を地方に構えるため、忙しい毎日の中で小休止をするための場として計画された。前作と外部空間を視覚的に共有することで、限られた敷地を有効利用し、アプローチ側の外壁を曲面で構成することで、内部の安定感と外部への広がりを表現した。