9人を1ユニットとし、2ユニット18人の認可を受けた認知症対応型のグループホームである。

中央大ホール型ではないタイプの提案を模索する中、9人をさらに3人の小ユニットにすることにより、3人×3ユニットとして、食堂居間を南面させたT字型プランとしている。 それにより、スケールダウンが実現され、より在宅環境に近い、入居者のための共同の住まいが実現できている。

桃太郎川に面した敷地の閑静な自然環境の中、廊下端部は開口として、閉塞感をなくすとともに、通風、採光に配慮し周囲の自然環境をより取り込める計画としている。