キーワード2:ユニット化と機能の分散化

ユニット化は個別的なケアを可能にするため、大人数で一斉的な食事や入浴といった感染対策上管理の難しい場面を作らずに済むことに寄与しています。また機能が分散化していることで、限られた空間の中でも生活を完結させることが可能です。

ユニット化と分散化のメリット(平時)

  • 生活に必要な機能がより身近な範囲でそろう
  • 固定的なスタッフの関わりが安心を生む
  • 家庭的な雰囲気で生活できる
  • 個別的なケアがしやすい

【ユニットの食堂・居間の実例】 ユニット化により住宅的なスケールの生活環境がつくれる

ユニット化と分散化のメリット(感染症拡大時)

  • 共有空間を固定的な利用者、スタッフで使用するため、集団的な場合と比べ感染リスクを低減できる
  • 限られた空間で生活を完結させやすい
  • 人の出入りの管理がしやすい

【ユニット共有空間の構成図】
ユニット間のスタッフ連携がしやすい配置としながら、単独にも機能が利用できる構成の提案

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